■■ 行事報告 ■■

曹洞宗近畿管区教化センター


平成16年度
曹洞宗婦人会
近畿管区幹部研修会
(教化センター主催)
日時:平成16年9月10日(金)
場所:ぱ・る・るプラザ京都

去る平成16年9月10日(金)に京都ぱ・る・るプラザにて30名の参加のもと、平成16年度曹洞宗婦人会近畿管区幹部研修会を開催しました。
 この研修会は、近畿管区内の各府県婦人会の会長をはじめとする代表者の意識向上と会運営の情報交換などを目的として年一回開催しているものです。
 
今年は当教化センターの鈴木顕道 主監ならびに幤 道紀 統監による講義と全体討論を行いました。

開講式に引き続いて幤 道紀老師による「仏について」の講義。4年前より連続講義として実施しています。今回は昨年の「正法眼蔵・仏性の巻」解説の続きを行いました。昨年の内容の復習からお話いただき、仏性とは何かについて正法眼蔵の本文に照らし合わせながら解説いただきました。


続いて昼食をはさみ、鈴木顕道 主監による『手話入門講座』。鈴木老師は20年以上手話を学ばれ、ボランティアとしても様々な活動をなされており、現在も手話通訳士としてご活躍中です。今回、婦人会会員の強い要望により開講となりました。

まず、視聴覚障害について、その障害の原因などを図を使いながら説明いただき、視聴覚障害により「発音ができない⇒言葉の習得が困難⇒社会生活が営みにくい」など単に聞こえないということだけでなく、そのことに伴う障害について解説いただきました。
つづいて、手話の概要をお話いただき、手話には文法がないことや、単語数が少なく表意言語であることなどを教えていただきました。
そして、実技。簡単な例文をあげ、手話の知識のない状態で、どのように伝えるか、実際に一人ひとりが考えて表現しました。「すみません、もう一杯をお茶を下さい」という例文に対して、コップ形を指でなぞり、「もう一杯」と人差し指を突出すしぐさをする人など、それぞれが思い思いの形をつくり試行錯誤。鈴木老師よりアドバイスをもらいながら、より伝わりやすく無駄のない表現方法を教えていただきました。
まったく知識のない人でも伝えようという気持ちがあれば身振りで言葉が伝わるということがわかり、手話に対する「難しいのでは」というイメージが少し和らいだようでした。

具体的な単語の手話表現や数字や50音の表し方も教わり、表現の成り立ちの経緯などもあわせて示してもらえたので、大変理解しやすかったとのことです。

冒頭に「食事の後ですが、私の講義は寝かせませんよ」との言葉がありましたが、参加者全員が実際に手を動かし頭を働かせる講義で、ほんの入門ではありますが、楽しく手話を学ぶことができ、手話や聴覚障害者への認識が深めることができました。


最後に、全体での討論会。黒川秀子さん(常任理事)と田中精子さん(理事)を座長として行いました。主に、来年にひかえた婦人会発足30周年関連事業にに関しての話題が中心で、各婦人会の活動のありかたや、取り組みの方法について意見が交わされ、高齢化や休会等による会員数の減少傾向に歯止めをかけるべく、婦人会との縁を大切に、組織の拡張と活動充実を目指すことを確認されました。
(以上)