曹洞宗近畿管区教化センター
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| 曹洞宗婦人会 |
| 近畿管区研修会 |
| 日時:平成14年9月12日(木)・13日(金) |
| 場所:ホテルゴールフル神戸 |
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去る平成14年9月12日(木)・13日(金)、ホテルゴーフル神戸におきまして、平成14年度曹洞宗婦人会近畿管区研修会が近畿管内の寺院婦人会員約200名の参加のもと開催されました。
毎年、各宗務所婦人会が順番に当番県となり準備をすすめており、本年は兵庫県第一宗務所婦人会(会長 荒山他美子)が中心となって研修会の準備、運営にあたりました。
特に、本年は参加者へ「ぬくもりのある記念品をお持ち帰りいただければ」、との当番県の発案から、幸せを運ぶという『ふくろう人形』を制作されたので、例年にもまして準備にご苦労いただきました。 |
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会場の雰囲気(左)・ 受付の役員(上) |
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13時より、兵庫県第一宗務所所長 志保見文彦 老師と全国婦人会副会長 萩野頼子 様
のご臨席のもと開会式を行い、志保見
老師より「道元禅師750回大遠忌の勝縁にめぐりあえたことに感謝し、またこの研修会のご縁を大切に交流と研修を深めてください」とのお言葉を頂戴いたしました。
開会式は例年と少し趣向を変え、歌が中心となるプログラムを組みました。開会宣言に引き続き『衆会』『四弘誓願』と続けて参加者全員で歌い、皆でつくりあげる厳かな雰囲気のある法要となるような試みをしました。 |
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| 志保見 文彦 所長老師 | 献灯・献華の様子 |
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◆研修会講義テーマ◆ 講義@一龍斎春水さん 『火垂るの墓・中村久子伝』 講義A浦上弘明氏 『子育ての環境づくりと社会資源の活用』 講義B中尾良信老師 『教化のことばと差別の論理』 |
| 萩野 頼子 婦人会本部副会長 |
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開会式の後、講義1の時間は女流講談師、一龍斎春水(いちりゅうさい
はるみ)さんによります、講談『火垂るの墓』『中村久子伝』を鑑賞しました。
春水さんは、女性が語ってこそ意味がある作品を中心に口演されており、各地の逸話の講談化にも積極的に挑戦されています。
また、春水さんは声優「麻上洋子」としてのお顔もお持ちで、宇宙戦艦ヤマトの森 雪役やシティーハンターの野上
冴子役などとしてご活躍でもあります。
春水さんは、艶やかな着物姿で舞台上に登場され、その美しい声でお話をはじめられました。自己紹介として、ご自身が声優として演じられたキャラクターの「声」を披露され、さらに現在放送中のCMナレーションの収録裏話なども聞かせていただだきました。実際に作品を観たことのある人も多く、会場は大いに沸きました。
自己紹介の後、講談に移り、野坂昭如
原作の『火垂るの墓』をご口演いただきました。アニメーション作品としても大変有名であるこの作品ですが、この夏、春水さんが新しく講談化された新作講談です。
今回は特に原作の舞台が神戸ということから「ぜひともお話しさせていただきたい」との春水さんの強い要望もあり口演いただくこととなりました。
春水さんの美しい声と声優で培われた表現力、そして講談独特の語り口調により見る者は一気に作品の世界に引き込まれ、昔を思い出された方もいらしたのでしょう、会場内では涙を流す方の姿も見うけられました。
二作品目は、生まれながらの病気により両手両足を失った中村久子さんの不屈の一生を描いた『中村久子伝』をご口演いただきました。
中村久子という人物の存在さえ知らない人が大半でしたが、お話を聞くにつれて次第に中村久子さんの障害をもろともしない偉大さ、そして、それを支えた周りの方々の暖かさがひしひしと感じられ感動させられました。 |
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一龍斎 春水さん | |
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講義2は浦上弘明先生に「子育ての環境づくりと社会資源の活用」と題してご講義いただきました。
浦上先生は19年間の中学校教員生活を経て、現在八尾市教育委員会生涯学習部参事としてご活躍中です。主に、非行問題児・生徒の指導や自立を支援されています。
講義は先生ご自身の経験談を中心にしてすすめられ、日頃の活動を通じて現代の青少年教育について感じられている事柄を率直に語っていただきました。
ユーモアを交えたお話で、終始和やかな雰囲気の中で講義はすすみました。先生の実体験を通じての言葉には説得力があり、「子供たちはみんな本当はいい子です。でも非常に繊細で傷つきやすく、何か心にストレスがたまったりするとそれが非行といったかたちで表れることが多い」と云われ「大人、特に親に原因があるケースが多い」と特に「大人の役割」や「現代の親の問題点」を強調されたのが印象に残りました。先生の言葉を旨にあらためて教育に対する大人の責任を再認識させられました。
講義2に引き続きシャンティボランティア会(SVA)の高橋久夫さんよりSVA活動についてお話しいただき、特にとカンボジアに絵本を届ける運動の説明と現状報告はビデオ使いながら解りやすく説明いただきました。
曹洞宗婦人会で取り組んでおります「きゃら募金」からも毎年SVAに寄付がなされておりますが、参加者は今回のお話を聞き、SVA活動の大切さを実感するとともに、個人や寺院レベルでもさらに協力していければ、との想いを強められたようです。 |
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| 浦上 弘明 先生 | |
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| 高橋 久夫 SVA広報課長 |